
インドの街ウダイプールで、動物たちの保護活動をしているAnimal Aid。今回の通報は、道端で死にかけている子ウシがいるというものだった。生まれて間もなく遺棄されたらしいこの子ウシ、はたして助けることができたのだろうか。
sponsored links
sponsored links
Abandoned dying baby calf now safe forever
Animal Aidのスタッフが駆けつけた時、この生まれたばかりの子ウシはかろうじて呼吸をしているだけだった。

スタッフが自分を救おうとしていることすら、気付いてはいなかったろう。

抱き上げた身体はぐったりとして、既にいのちの息吹が感じられない。

子ウシはひどい脱水症状を起こしており、早急な点滴が必要だった。

4日間にわたって点滴と授乳が続けられたが、スタッフたちもこの子ウシは助からないかもしれないとあきらめかけていたそうだ。
しかし、奇跡は起こった。5日目、子ウシは自分の足で立ち上がったのだ。

子ウシはミルクと、そして愛情に飢えていた。

「メリー」と名付けられた子ウシは、愛情たっぷりのスタッフや仲間たちといった新しい家族に囲まれて、日に日に元気を取り戻していった。

子犬のように元気いっぱい走り回るようになったメリーは、毎日すこやかに成長していき、新しい世界を楽しんでいる。

ヒンドゥー教徒が人口の8割を占めるインドでは、ウシは神聖な生き物として大切にされているというイメージがあるかもしれないが、実際にはけっこう扱いがひどかったりするんだよね。意外かもしれないが、スイギュウを含めるとインドは世界最大級の牛肉輸出国でもある。
もちろん牛肉を扱っているのはイスラム教徒やキリスト教徒なわけで、牛肉をめぐる宗教間の対立も激化しているようだ。人口の2割といっても、単純計算で日本の人口の倍程度の人々はインドで牛肉を食べているわけなんだ。
インド政府が牛肉の売買禁止令を制定したという報道もあったので、インドにおけるウシさんたちの立場も、人間の都合でいろいろと不安定になってしまっているようだね。
edited by ruichan
▼あわせて読みたい
Animal Aid~つらかったよね…。殴られて大ケガをしたロバが、人間への信頼を取り戻すまで
Animal Aid~うちの子をどこに連れて行くの?ケガした子ウシのそばを離れないお母さんウシ
Animal Aid~ケガをした赤ちゃんロバの治療を見守るお母さんロバ
お母さんのぬくもりも知らずに捨てられた、生まれたばかりの子ウシを救助
よくがんばった!インドで保護された重病の犬が回復するまで(手術シーンあり)
コメント一覧 (1)