不思議の国インド。何が起きてもおかしくない混沌とした魅力にあふれるかの国では、こんなお客さんがおうちにやってくるらしい。一般のご家庭に立ち寄っては、オヤツをもらって心休まる時間を過ごしていくゾウさんの姿をぜひご覧いただこう。
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ELEPHANT: a daily visitor to my family
南インドのケララ州、ティルヴァナンタプラム(トリヴァンドラム)にお住まいのカメラマン、バイジュ・アットゥカルさんのお宅には、ゾウさんがオヤツをもらいに訪れるという日常的風景が存在する。
「こんにちは~今日のおやつは何?」みたいに、勝手知ったるバイジュさんのお宅に入っていくのはレクシュミさん。
フルーツなどをふるまわれ、奥さんのお腹にちょっとタッチ。女同士だからいいわよね?
このゾウたちがどんな理由でやってくるのかは説明がないんだけれど、インドではゾウはウシと共に神様の乗り物として神聖視されていたりする。お寺によっては「テンプル・エレファント」という神様のゾウがいて、お賽銭を受け取ったり、お祭りなどではキレイに着飾ってパレードをしたりするんだよね。
バイジュさんのおうちには、このレクシュミともう1頭カンナンというゾウがやってくるんだそう。2頭とも地域でとても大事にされているようなので、もしかしたらお寺のゾウさんなのかもしれないね。
今日はもうおしまい。またおいで。やさしく見送るバイジュさんご一家だ。
とはいえ、このテンプル・エレファントも人間による虐待だと非難されることも多いんだそう。また、お祭りの時などには暴走してケガ人が出るという事件が後を絶たないので、インドでも最近は問題になっているようだ。
パレード中のゾウに蹴飛ばされた男性。
Shocking footage. Temple Elephant kicks a man during a festival parade
インドでゾウといえば、ガネーシャを思い浮かべる人も多いかも。コメント欄でも「リアル・ガネーシャだ!」といううらやましそうな声もあったけど、うん、たしかにちょっとうらやましい。
edited by ruichan
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