
マランダーではこれまでにも、アヒルたちの行進やら、淡々と向かってくるアルパカ集団といった、たくさんの動物たちが黙々とひとつの方向へと集団で進んでいく映像をご紹介してきたけれども、今回はアメリカで起きた大量のヒツジの群れの大移動をお見せしよう。
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Cedar City Sheep Take Over The Street
10月も終わりの週末、アメリカはユタ州にあるシーダーシティで、道路を埋め尽くす大量のヒツジたちの大移動が撮影された。
彼方からこちらに押し寄せてくるヒツジの群れ。

まるで川の流れのように、途切れることなくどこまでも続いていくヒツジたち。

いったいどこから来て、どこへ向かっているのだろうか。

これはシープパレードと呼ばれるイベントで、ユタ州南部の農業の歴史や伝統を記念した「the Cedar Livestock & Heritage Festival」という行事の一環なんだ。
夏の間山に放牧されていた1,000頭あまりのヒツジたちが、この日山を下りて冬の放牧地である谷へと向かって移動するのだが、なんとこの地にヒツジの放牧が始まった1870年から、毎年欠かさずに続いているんだそうだよ。
このお祭りではシープパレードを皮切りに、ウマの力比べやトラクターのレース、カントリーミュージックのコンサートなどいろいろな催しが行われるそうなので、もしこの時期にユタ州を訪れる機会があったら、ぜひ見に行ってみるといいんじゃないかな。
ちょっと短いけれど、雰囲気が伝わる公式動画を貼っておくので、よかったらこちらも見てほしい。
Cedar City Sheep Take Over The Street
edited by ruichan
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コメント一覧 (2)
皆、気がつくと次の日の朝になっていた…