
おかげさまでマランダーでも毎回好評をいただいているインドのAnimal Aidの活動だけれど、今回は暴力的な人間に虐待されて大ケガをしたロバを保護したそうだ。ひどい目に遭わされたロバだけれど、人間はその信頼を取り戻すことができるんだろうか。
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Brutally beaten donkey is loved at last
ある日のこと、Animal Aidのスタッフは「ロバをパイプでひどく殴りつけている男がいる」という通報を受け、現場へと急行した。そこにいたのは、何度も何度も殴られて、血みどろになった1頭のロバだった。

「こんなむごたらしい行為は今まで見たことがない」とスタッフは語る。

ロバはAnimal Aidに保護され、鎮痛剤と抗生物質を与えられた。傷はなんと、全身で20か所以上に及んでいた。顔一面が殴打を受けて腫れ、さらに片方の眼球は衝撃で破裂していたそうだ。

Animal Aidではこの事態を警察に通報し、犯人の逮捕に協力した。ロバを殴った男は告発され、現在裁判を待っているという。

5週間に及ぶ治療の末、ロバは健康を取り戻した。スタッフはヒンディー語で「勇敢」を意味する「ヴィール」という名前を付けたんだ。
ヴィールは時間とともに人間に対する信頼を取り戻していき、今ではAnimal Aidでの生活がとても気に入っているようだよ。これからもずっと、ここでみんなの愛に包まれて暮らしてね。

Animal Aidでは教育や啓蒙にも力を入れて取り組んでいるんだ。ここで学んだ地域の子供たちが「困っているストリートアニマルを見かけたら助ける」という宣誓をしているよ。
「困っている動物たちを助けます!」
edited by ruichan
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コメント一覧 (17)
犯人も同じ目に会えば良い。
ヴィールさん、ここなら安全だからね!
家族を人質にとられやも得ずとかで無ければソイツも顔面血まみれになるまでロバに蹴られろ
こんな酷いことをした犯人の男は許せない
知らせてくれる人や助けてくれる人がいてよかった
心穏やかな日々が送れることを祈ってるよ
何がすごいって、人々がまるで虫のように
災害などで大勢亡くなっているインドで
この活動を続けていること。
動物がこうなら、女性や子供も同じ目に合っているね。
忘れてはいけないのは、ほとんどの場合
暴力をふるう本人も過去、被害者であったこと。
加害者のケアなくては、暴力は消えない。
(許してしまうという意味ではないよ。)
同じ目にあわせたい。
だから人間が嫌いなんだよ。
命あるもの全て対等でしょうが。
特別ぶってるとこが嫌。
従順になるまで殴り躾けます。そのように昔、聞いたことがあります。
むごいことです。このロバは気にかけてくれた人がいて良かったですね
涙が溢れてとまらない
なんでこんな事が出来るんだろう
人間でいる事が心底嫌になってくる