アメリカ、カリフォルニア州サンタバーバラにお住いのピーター・コーヘンさんは、猫を愛してやまない心優しい男性だ。28年前から今まで22匹の野良猫を保護してきた。
「猫が安心して日々を楽しめる暮らせる家を作りたい」、そう考えたピーターさんは自宅を徐々に改装し、ついには猫のための楽園をつくりあげたのだ。
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imege credit:Adventure Cats
なぜこんなにもたくさんの猫を保護するのか。それは28年前にさかのぼる。当時から猫が好きだったピーターさんは、近所に住む野良猫たちを室外で飼っていたが、2匹とも交通事故に合い亡くなってしまった。
このことからピーターさんはこのプロジェクトを思いついたのだ。自宅内でできるだけ安全に猫を保護したいと考えるようになった。
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室内には、小部屋や階段、猫が楽しめるようたくさんの仕掛けを作ったという。現在こちらのお宅には、スモーキーバニラさん、ポピーシードさん、ドーナッツさん、バターさん、ナターさん、シークレットさん、クッキーモンスターさん、チーズケーキさん、チョコレートさん、クリンバーさん、ミカンさん、マンゴーさん、スマッジさん、ジュピター・ジョーンズさん、ブラックバードさん等がお住いとのこと。
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ピーターさんのプロジェクトは自宅を猫天国にするだけでは終わらない。現在は猫伝染性腹膜炎の治療法の確立に奔走中だという。
愛猫の1匹が子猫の内にこの病にかかってしまったことを機に、この病について考えるようになったという。病の認知度をあげること、そしてより効果的な治療法を発見することが現在のピーターさんのミッションだ。とはいえ、ピーターさんは医学のプロではない。
現在カリフォルニア大学の研究者と連絡を密にとり、研究を進め、ピーターさんは猫伝染性腹膜炎のためのファンドを立ち上げたという。
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「猫のための家づくりをしていくうちに猫たちの好き嫌いも分かるようになりました。猫が私の人生を変えてくれました。」とピーターさんは語ったという。
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「私たち人間にはそこまで大きな問題を解決する能力はありません。引き取った猫1匹1匹を愛し、気にかけ、幸せにするための家を準備してやりたい、ただそれだけのことなんです。」とピーターさんは締めくくった。
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via: Cheezburger/Love Meow/などtranslated by kokarimushi / edited by parumo
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コメント一覧 (6)
猫好きこそ楽園かなw
避妊去勢して完全室内飼いが最善かと。
一匹一匹きちんとケアしてるし
こういう猫喫茶あれば行きたいわ
てか猫喫茶プロデュースして保護猫活動拡大できようね
こういう家に猫達とすみたいな