
これまで二枚貝の生態について、何度かこの場でご紹介してきたんだけれど、潜る、舐めるとなったら次は、「泳ぐ」にいってみちゃおうかな。
日本人の食卓には欠かせない貝類だけれども、その生態については意外と知らないことも多いんじゃないかと思うんだ。モフ要素はほとんど皆無だけれども、貝にほっこりしたっていいじゃないか。ということで、ぜひ見てもらえたら嬉しいな。
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Clam / Sea Scallop swimming / jumping underwater. Mulroy Bay, Ireland.
何の変哲もない海底の砂。

ロボットアニメの秘密基地よろしく、ぐああ~んと何やら持ち上がったよ。

次の瞬間、吹き出すジェット噴流。ひらりと宙を舞ったのは…。

ホタテガイの仲間だった

海水を吹き出しながら、ひらりひらりと移動するホタテガイ。

口を開いたホタテガイの姿は、歯医者さんで見かける模型みたいだと思ったのは自分だけだろうか。

ところでここでは便宜上「ホタテガイ」と書いたけれど、正確には日本近海で採れるホタテ貝とは近縁の別の種類の貝だと思われる。ホタテガイはイタヤガイという二枚貝の仲間で、たくさんの近縁種が存在してるんだ。
この動画が撮影されたのはアイルランド近海とのことだが、そのあたりの海で採れるヨーロッパホタテやセイヨウイタヤなど、ホタテガイの仲間が食用として大変人気があるんだそうだよ。
貝殻の特徴も様々で、地味なものから下に紹介するヒオウギガイのほうにド派手なものまでバリエーションに富んでるんだ。まあ、日本人が魚介類を見た場合、まず最初に「美味しそう」とかいう感想が出てきてしまいがちなのは仕方のないことなんだろうな…。
ひよひよ泳ぐヒオウギガイ。鮮やかな色は天然のもの。
泳ぐヒオウギ貝
edited by ruichan
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