
ペリカンっていう鳥はけっこうやんちゃで、魚でも鳥でも口に入るものは食べちゃうという、魅力たっぷりな存在なんだ。その辺についてはカラパイアでもお伝えしてきた通りなんだけど、一方ではとっても人懐っこい一面も持ち合わせているらしい。今日はそんなペリカンと人間との触れ合いをお見せするよ。
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GoPro: Pelican Learns To Fish
GoProを身につけて飛ぶペリカン、ビッグバードくん。彼は嵐で親を亡くしてニンゲンに保護され、飛び方を教えてもらったペリカンなんだ。
正面ではなく、ビッグバードくんの顔が写るようにセットされたGoProからの映像は、彼の表情(無表情?)を捉えていい味を出しているでしょ?

タンザニアのマハレ山塊国立公園にあるサファリキャンプ、ノマド・タンザニアに保護されていたビッグバードくん。魚の取り方を学ぶために、キャンプの支配人ジェフリー・コンドンさんといっしょにタンガニーカ湖へ通っている。
ジェフリーさんにすっかり懐きまくりのビッグバードくん。

水にクチバシを突っ込んでは、魚とりの練習中。しかしなかなかうまくいかないんだよね。何度も何度もやってみるけど、口に入るのは水ばかり。

そしてある日、とうとう魚を取ることに成功! 自分で魚を捕まえることができなければ、ビッグバードくんは野生の世界で生き延びることはできないからね。

飛ぶ練習をしているビッグバードくんの映像はこちらから。
GoPro: Pelican Learns To Fly
ジェフリーさんと二人三脚で、生きていくためのトレーニングを積んでいたビッグバードくんだが、悲しいことにこの後、ボートの事故に巻き込まれて亡くなったとの悲しいニュースが入ってきた。
短い間だったけれど、ジェフリーさんといっしょに過ごした日々、ビッグバードくんにとっては幸せな時間だったと思う。彼が虹の向こうでどうか幸せでありますように。
edited by ruichan
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コメント一覧 (5)
ボートの事故??嘘でしょ…
大ショック
お子さんは短い間だけど、最高に幸せでしたよ。