
洋の東西を問わず、猫という生き物は軍という組織の中にあって、マスコットという格別の地位を享受していたようだ。軍艦の上でネズミ退治に活躍するだけでなく、兵士たちの癒しという重大な役割も担っていたのだろう。
今日はそんな猫と兵士たちとの交流を写した、古い写真をご紹介しよう。このテーマについては以前カラパイアでも特集したことがあるので、そちらも併せて見てくれると嬉しいな。
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1. 英海軍の戦艦、「プリンス・オブ・ウェールズ」のマスコット猫ブラッキーに挨拶するチャーチル首相

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2. オーストラリア海軍の「ナイザム」艦上にいる猫たちはには、特製のハンモックが支給されていた

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3. 1956年7月27日、対潜フリゲート「トーキー」艦上で、ハムスターのジョーイと猫のスミューアドバイスを受けながら、カードに興じる二等水兵

image credit:Hulton Archive/Getty Images/ Flashback
4. 1918 年 2 月 6 日、フランス・カンブランの塹壕にて。砲手といっしょにパシャリ

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5. マスコットの猫と遊ぶイギリス兵。Illustrated War News紙Vol. 7、ロンドン、1918年

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6. 水上機のプロペラに座る、英海軍の護衛空母ヴィンデックスのマスコット、ピンチャー

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7. 負傷にかかわらず、英軍艦アメジストの艦上で、ネズミを勇敢に撃退した功績により、ディッキンメダル(動物専用の勲章)を授与された唯一の猫、サイモン

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8. オコーナー中隊の兵士たちと猫

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9. 土嚢を積んだ防空壕の入り口に座って、近づいてくる兵士を見上げる猫

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10. 1917年、猫を抱くオーストラリアの航空母艦「メルボルン」の水兵

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11. 米沿岸警備隊士官候補生の新しい制服の快適さは、隊のマスコット、ビルジウォーターの折り紙つき

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12. 1916年8月25日。英陸軍第9歩兵大隊、ゴードン・ハイランダーズ(第15師団)のマスコット、マーティンプッチと兵士たち

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13. パトロール中

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14. 「不沈のサム」と呼ばれたオスカー。ドイツ戦艦ビスマルクにて(オスカーは乗っていた3隻の軍艦の沈没を生き延びたことから、「浮沈」という二つ名をもらった猫)

image credit:Flashback
15. 子猫を抱くJ・G ・ハリソンのスタジオ写真

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16. スパークプラグという名前のマスコット猫

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17. 1915年、トルコのガリポリ半島にて。英海軍軍艦「クイーン・エリザベス」の15インチ砲の砲身の上を歩く猫

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ところで軍隊の階級や用語ってヤツは時代や国によって異なっており、さらに海軍や陸軍といった組織ごとにも違っていたりする。オマケに軍艦についてはまったく詳しくなかったりするので、何か間違ってたらぜひコメント欄でやさしく(←これ重要)教えてほしい。
via:15 Historical Photos Of Cats During War translated ruichan / edited by parumo
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コメント一覧 (4)
そして同時に古代エジプトと敵対したペルシア軍が尚更許せなくなったわ。
よく利く鼻で塹壕に流し込まれた毒ガスにいち早く気付いて危機を救ったって子。