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 マランダーではこれまでにも、ニンゲンと海の生き物たちとの触れ合いシーンをお見せしてきたけれど、今日はダイビング中に釣り糸が絡まったマンタにSOSされちゃったダイバーたちの様子をご紹介するよ。

 マンタに助けを求められたお話は、以前カラパイアでも記事にしたことがあったんだけれど、またしても同じシチュエーションがビデオに収められたということは、海の中でこんな事件が頻繁に起こっているという証明なのかもしれないんだ。
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Entangled manta ray seeks help from divers

 遠くからゆっくりと近づいてくる影。
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 それは1匹のマンタだったんだ。
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 まっすぐにダイバーのところへやってきたマンタ。よく見るとその身体には、釣り糸のようなものが絡まっていて、マンタは口を開くこともできなくなっていた。

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 ナイフを取り出して、釣り糸を切ってやるダイバー。
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 解放された瞬間、マンタは嬉しそうにくるくると回転し、泳ぎ去って行ったんだ。
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 この一件は、フィリピンのドンソールにある、マンタボールというダイビングポイントで撮影されたもの。ここは運が良ければ、マンタやシュモクザメ、ジンベイザメなどと遭遇できる人気スポットなんだよね。

 それだけに、マンタの方もニンゲンに慣れているのかもしれない。だけど、ニンゲンが海に落としたモノでこんな目に合わせてしまったのに、それを取ってくれと近寄ってくるマンタの行動には、複雑な思いがしてしまうんだ。

 ドンソールには、ジンベイザメの近くでシュノーケリングができる場所もあるんだけど、このエリアではジンベイザメ保護のため、ダイビングは禁止されている。その代わり、ダイバーじゃなくてもジンベイザメと泳げてしまうので、興味のあるお友だちはぜひ行ってみるといいかもね。

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