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 野生の生き物たちとニンゲン。住み分けがうまくいっているうちはいいのだが、自然環境の変化や食糧事情などによっては、不幸な出会い方をしてしまう場合もあったりするわけだ。今日はそんなふうに、犯罪の加害者と被害者になってしまった人間のワンシーンをお届けしようと思うんだ。
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SQUIRREL STEALS CHOCOLATE BAR: Kinder Bueno Kleptomaniac

 この事件の舞台は、カナダはトロントのローガン・アベニューにある、LUKE'S GROCERYというコンビニだ。

 店の外に、こそこそと周りの様子をうかがっているリスが1匹。
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 素早く店の中に入ってくると…。
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 店に並んでいるチョコレートバーをひっつかみ、一目散に逃げだした。
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 店のご主人が追いかけるも、道の向こうへと走り去り、姿を見失ってしまった。
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 この店のご主人は、7年間この商売を続けているそうだが、リスに商品を奪われたのははじめてのことだったらしい。味をしめたのか、リスは2~3日おきに盗みに来るようになった。毎回同じリスが来るのかどうかは不明だが、いろんな種類のチョコレートバーを持っていってしまうんだって。

 ドアを閉めても、お客さんの出入りや換気している隙に入り込んでしまい、地域の窓口に相談してみても、リスによる窃盗は担当外だと断られてしまった模様。ご主人はどうしたらいいのか真剣に悩んでいたようで、ネットでのアドバイスを求めたところ、いろいろなアイディアが寄せられた。

・チョコレートバーの棚をガラスで覆えばいいんじゃない?
・リスの嫌がるニオイのするものを置いてみたらどうかな
・そのうちにリスは太って、こんなに素早く盗みを働けなくなると思う
・「リスも大好きチョコレートバー」って宣伝文句にできるよ
・もうリス用に、ナッツの入れ物でも置いといてやれよ
・このまま撮影を続けて動画をアップするんだ。その広告収入で元が取れるよ!

 そして1ヵ月後。店はまだリスのターゲットにされている模様。

SQUIRREL STEALS CHOCOLATE BAR: Crunchie Caper

 これを見てくれたみんな、もしリスの窃盗を止めるいい方法を思いついたら、ぜひご主人に教えてあげてくれると喜ぶと思うよ。

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