今まで何度かご紹介してきた、イギリスのBBCによる「ロボット動物にスパイカメラを仕掛けて撮影する企画」を覚えているかな。今日はアフリカのワイルドドッグ、別名リカオンに仕掛けたスパイカメラの映像をお見せするよ。
リカオンは社会性の高い犬族で、秩序のある群れでの行動を信条としている。この犬族の生態を研究した上で、うまく群れに受け入れてもらえるようにプログラムされたスパイカメラ。さて、リカオンたちの反応はどうだったのかな。
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Robotic Spy Puppy Meets Wild Dogs
スパイカメラにズームイン。ほら、この目のところにカメラが仕掛けてあるんだよ。
最初のミッションは、子犬たちに受け入れてもらうこと。
スパイカメラは「プレイバウ」のジェスチャーで応える。「いっしょに遊ぼ」のサインだね。なんか変なニオイはするけど、ま、いっかってなったみたい。
大人のリカオンは、子犬たちのようにはいかないはず。ほら、胡散臭そうに見ているよ。
そこで、目をそらして恭順の意志を示してみる。
何とか受け入れてもらえたようだ。これで、群れの自然な日常を映像に収めることができるんじゃないかな。
スパイカメラの発想はすごいなあと思うんだ。野生動物に怪しまれずに、仲間として受け入れてもらいながら、その日々の活動を記録できるんだからね。そして、このミッションを成功させるためには、その動物についての深い知識と理解がなければできないわけで、これからももっといろいろな動物たちに挑戦していってもらいたいものである。
マランダーでも折に触れ、このミッションをご紹介していこうと思うので、気長に待っていてくれると嬉しいな。
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あとちょっとなんだけどな。