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 意外にも、マランダー初登場のジンベエザメ。みんなもよく知っていると思うけれども、地球上に存在する魚類の中では一番大きい種族である。身体は大きいけれども性質はいたって温厚で、ダイバーにとっては憧れの魚であることは確かだと思う。

 今日はそんなジンベエザメをご紹介するんだけれど、ニンゲンの使っていた漁網が身体に巻き付いて、取れなくなってしまっている個体が発見されたんだ。ダイバーたちが助けようとしている映像を、ぜひご覧いただきたい。

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※元動画が削除されていたため差し替えました(2020.11.22)

A Whale Shark Cooperates with the Diver Saving Him


 メキシコの沖にあるレビジャヒヘド諸島で撮影されたこの動画。巨大なジンベエザメとニンゲンの、大きさの対比がおわかりいただけるだろうか。

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 このジンベエザメの胴体には、漁業に使われる網が巻き付いて、ヒレにまで食い込んでしまっていた。

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 ダイバーがナイフを取り出して、この網を切ってやろうとしている。
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 かなりの太さがあったが、無事に切ることに成功した。貝かフジツボのようなものがビッシリとついてしまっているね。

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「こんなもんが巻き付いていたんだよ!」とカメラに向かってアピールするダイバー。
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 ジンベエザメはこのまま泳ぎ去っていったようだが、世界じゅうの海でこのようにニンゲンの廃棄した釣り糸や網でケガをしたり、命を失ったりする生き物が急増中なんだそうだ。

 宇宙デブリの処理方法が話題になっている昨今だけれども、海の中もキレイにお掃除しておかないと、地球人としてちょびっと恥ずかしいんじゃなかろうか。

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