
6月23日、アメリカ、カリフォルニア州ソノマにて『世界一醜い犬コンテスト』が開催された。動物好きな人々が聞いたら嫌な気分になるかもしれないこのコンテスト名だが、このコンテストは変わった風貌の犬を馬鹿にするためのコンテストではない。
ドッグショーに出られない犬を含め、ちょっと変わっていたとしても犬たちは愛されるべき存在で、家族の一員になる権利があるという、すべての犬がみんな違ってみんないいということを証明するコンテストなのだ。
そして注目すべき2017年コンテストの優勝犬を見てみよう。
sponsored links
sponsored links
125-Pound Mastiff Named World's Ugliest Dog
今年優勝したのは、体重125ポンド(約57キロ)のナポリタン・マスティフのマーサだったという。マーサは、前の飼い主にネグレクトを受けていたらしくほとんど目が見えなかった。現在は数回の手術を受け視力は徐々に回復し、新たな飼い主の元のびのびと暮らしているんだそうだ。
優勝が決定した瞬間のマーサ。
この無気力さも勝因だったのだとか。

マーサは穏やかな性格、ゆったりとした足取りで充分の魅力的だったが、コンテストの間に昼寝をするなどといった大物ぶりも見せ、審査員を魅了した。その昼寝したマーサの様子はまるで溶けたバターのようだったと言う。

コンテストの出場犬は、マーサと他14名でほとんどの犬がシェルターなどでもらわれた犬だという。多くがチャイニーズクレステッド・ドッグだったというが、とろんとした頬のマーサが勝ち抜いた。マーサには賞金とニューヨークへの旅行券が与えられたとのこと。
via:World's Ugliest Dog 2017 translated kokarimushi / edited by parumo
▼あわせて読みたい





コメント一覧 (2)
あとフガ系(ブル系)は総じて暑さに弱く、エアコン故障で亡くなる事故もある。手と光熱費をかけたい人向け。もちろん愛情もね。