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 先日は、世界各地の街に住む猫を写した写真集をお届けしたけれども、今回はご主人といっしょに旅に出てしまった猫の写真をご紹介しようと思うんだ。
 
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 ヴラディーミル、略してヴラッドは生まれた時からご主人一家といっしょに旅をしている猫。全米59の国立公園のうち、今までに52を制覇したんだよ。

 彼らの旅がインスタグラムで広まるにつれ、ヴラッドはネットで人気者になっていったんだ。



 ヴラッドは冒険が大好き。砂丘でも氷河でも、家族といっしょにどこにでも行くよ。ハイキングやサイクリング、カヤック、ラペル(崖をロープで下降すること)までいっしょに楽しんじゃうんだからさ。



 でもヴラッドはやっぱり猫だから、猫らしい悪さだって忘れていない。思い通りにならないと機嫌が悪くなるし、岩を追いかけたりおもちゃを壊したり、セオドアくんのおしゃぶりを横取りしたり。



 ケースさんたちのモットーは、「よく働き、よく遊び、人生を満喫する」こと。



  国立公園巡りをコンプするまで、この旅は続く。残りはあと7ヵ所だ。パパといっしょにがんばるぜ!



 暑い夏の日には、やっぱり水辺が一番だよね。


 旅の支度だってバッチリさ。


 助手席がヴラッドの指定席。公園から公園へと、クルマが動き始めるとワクワクしちゃう。根っからの旅猫なんだ。



 崖を下る? オレがついてるから心配スンナ!


 絶景ってのはこのことだね。


 ほれパパ、しっかり運転するように。


 国立公園のゲートでは、毎回記念撮影パシャリ。


 旅の始まりは、2014年。ヨセミテ国立公園でケース・ホフマンさんが、奥さんのマディソンさんにプロポーズをしたのが最初だった。今年2017年がアメリカの国立公園制度の創設から100周年に当たることから、アメリカ中の国立公園を回ってみようと思い立ったそうなんだ。

 2015年からチームに加わった猫のヴラッドといっしょに、ホフマンさん夫婦がフルタイムでの旅を始めたのは、今から10か月前のこと。今年の4月に旅の途中で生まれた息子のセオドアくんを加えた3人と1匹は、「Vie(人生)」と名付けたキャンピングカーで、今も旅を続けているよ。

 彼らの「家」はフランス語で人生を意味する「Vie」という名のキャンピングカー。


 ヴラッドたちの旅は、現在進行形で続いている。興味を持ったお友だちは、ぜひ彼らのインスタグラムを訪ねてみてほしい。

via:This cat is so adventurous, he’s visiting every national park in the US translated ruichan / edited by parumo

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