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 ゴリラのココについては、カラパイアでも何度かご紹介したことがあるし、ご存知の読者も多いだろうと思う。手話で人間とコミュニケーションをとることができるというので、話題になっているゴリラだよね。(関連記事123

 ペットとして子猫を飼っていることでも有名なココだけど、映画も楽しむそうなんだ。今日はそんなココの映画鑑賞の様子をご紹介するよ。
 
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Koko Responds to a Sad Movie
 
 この動画でココが見ているのは、フランコ・ゼフィレッリ監督の『ムッソリーニとお茶を』。ココのお気に入りの映画なんだけれど、ストーリーの中に悲しい別れのシーンがある。ココはそのシーンになると、特別な反応を示すんだそうだ。

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 画面から目をそらすココ。
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 そのシーンが終わるまで、背を向けてしまうんだ。
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 断固として画面を見ようとしない。
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 撮影者(おそらく研究者のパターソン博士か)が声をかけると、「笑顔」「悲しい」「泣く」「悪い」「トラブル」「お母さん」「愛」といった言葉を手話で語った。

「わかってるわ、見るのがつらいのよね」
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「死」の概念を理解しているといわれるココだもの、「別れ」の意味もちゃんとわかっているんだよね。

 ココが本当に手話を理解しているのかどうかは、批判もあって議論の余地があるところだが、この動画での反応を見る限りでは、映画のストーリーがちゃんとわかっているようだ。

 ココはもうすぐ46歳の誕生日を迎える。人間でいうと、すでに老齢にさしかかっているところだけれど、今後もココの興味深い映像があれば、この場で紹介していこうと思っているよ。

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