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 昨日はセンザンコウの親子についてご紹介したが、今日はオオアリクイの親子をご紹介するよ。

 アメリカ、イリノイ州シカゴにあるブルックフィールド動物園に去年の11月オオアリクイの赤ちゃんが生まれたという。生まれた時から細長フェイスなのにもびっくりだが、お母さんの背中にきゅっと捕まってお散歩する姿に何だかほっとできるよ。
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Giant Anteater Baby at Brookfield Zoo

 オオアリクイは南米に分布するアリクイ目最大種。体長は100-120センチメートルで、舌は細長く、最大で61センチメートルに達する。その舌は唾液腺から分泌された粘着質の唾液で覆われる。

 視力は弱く、その代わり嗅覚は非常に発達している。基本的には人間に対して攻撃的なこうどうはとらないがおびえたり、防衛のために前足についているポケットナイフのような爪で攻撃してくることもある。

 名前の通り、主にアリやシロアリ、昆虫の幼虫などを食べ、時として果実なども食べることがあるとのこと。生まれて1カ月ほどで幼獣は歩けるようになるが、生後6-9か月までは母親の背中につかまって過ごす。

 今回のこのオオアリクイの赤ちゃんはもうすぐ生後半年程度なので、今もまだひょっとしたらママアリクイにおんぶしてもらっているかもしれない。

 背中に捕まってお目見え
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 ママアリクイのふわふわ体毛に包まれてうっとりフェイスだ
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 もうじきママと並んで歩く姿が見られるだろう
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 日本でも有名なスパムメールの名台詞に「主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました・・・」とかあったけど、そんなのは全く関係なしに穏やかなオオアリクイ親子の生活はこれからも続いていくよ。

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