戦場という極限状態にあって、ペットの存在は一時の癒やしを与えてくれるものなのだろう。家族から離れて暮らす兵士とペットの絆は、強く深く結びついて、離れることなど考えられない。今日はそんな絆で結ばれた、海兵隊員とペットの犬のストーリーをご覧いただこうと思うんだ。
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アメリカ海兵隊のジェイコブ・フィッシャー軍曹は、2015年に7ヶ月間、アフガニスタンのバグラムに駐留していた。当時はまさか任期が終わるときに、1匹の犬を連れて帰ることになろうとは思っていなかった。
しかし海兵隊員として海外で戦っている間に、フィッシャー軍曹は親友と出会うことになった。ある夜、基地に仕掛けた罠にかかった生き物を見てほしいと呼ばれて行ってみると、そこにいたのは小さな子犬だったのだ。
ジャックスと名づけられたこの子犬を、フィッシャー軍曹がアメリカに連れ帰ろうと決意するまで、1週間しかかからなかった。
フィッシャー軍曹(写真左)の3度目の中東派遣が終わったとき、彼が海兵隊員になってから11年が経とうとしていた。
ジャックスと出会ったころ、軍曹はアメリカに残して来た息子に会いたくてたまらず、つらい日々を送っていた。そんな時期にジャックスは軍曹の気持ちを明るくし、元気をくれた。ジャックスのおかげで、軍曹は残りの任期も頑張ることができたのだ。
1人と1匹はすぐに切っても切れない存在となった。ジャックスの存在は軍曹だけでなく、基地のみんなをもハッピーにしてくれた。
任期が終了し帰国することになったとき、軍曹はこの新しい友だちを置いていくことなど考えられなかった。そこで動物虐待防止協会のバグダット子犬作戦というプログラムを通して、ジャックスをアメリカに送ることにした。
このプログラムは、軍人が海外に派遣されている間につながりを持った犬や猫をアメリカに連れてくることで、軍人が動物たちと再会できるよう手助けをするものだ。
フィッシャー軍曹が任期を終えて帰宅してから、ジャックスと再会するまでには、3ヶ月ほど待たなければならなかった。彼らの心温まる再会のシーンは動画でご覧いただきたい。
Marine is Reunited With Puppy He Saved While in Afghanistan. Please share.
via:When This Marine Needed A Friend, His Puppy Was There. Now Watch Them Reunite! translated ruichan / edited by parumo
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コメント一覧 (4)
でも初対面のママに甘えたり、息子さんにも大人しく撫でられてたり、人に愛されてよく懐いている子みたいだから、新しいお家に馴染んだらきっと元気いっぱいで可愛い姿を見せてくれるんだろうなー。そっちも見てみたい。
ケージいっぱいに吐瀉物あったもん この子はそのあと保健所だろうし本当に辛いんだと思う