
おとぎ話の森のクマさんはたいてい友好的なキャラクターなんだが、現実のクマさんはそうとも言えないわけであって、野生のクマさんに突然後ろから忍び寄られて、さり気なくどっかりと隣に腰を下ろされてしまったなんていう事態が起きちゃったら、固まっているしかないような気がするんだ。
今日はそんなレアなシチュエーションを写した動画をご紹介するので、ぜひ見てほしい。
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bear sits next to guy
この事件の舞台となったのは、アラスカのマクニール川州立狩猟動物保護区だ。ここは野生のクマを観察することができるので有名なんだけれど、まさかこんなに近くで遭遇することになるとは想定していなかったに違いない。
崖の上からクマたちを撮影していたところ、いつのまにやら後ろから1頭のクマが近づいてきた。

撮影者には目もくれず、悠然と崖下を眺めるクマ。

そのうちに隣に座り込んでしまった。どうしよう。

真横にいる人間には、まったく興味を示す様子がない。こちらをちら見することもなく、まるで人間などいないかのように振る舞っている。
やがておもむろに立ち上がると、もと来た方へと歩み去っていった。

崖の下はこんな感じで、クマたちを遠くから観察することができる…だけのはずだったんだ。

この動画を投稿したのは、アラスカ州政府漁業狩猟省で働いているドリュー・ハミルトンさん。不用意に声を上げたり、動いたりしなかったのは、さすが現地に慣れているからなのだろう。
このマクニール川は、6~8月の夏季になると、鮭を追ってアラスカヒグマ(コディアックヒグマ)が集まってくることで有名だ。人数制限はあるが、ベア・ビューイングのツアーも実施されていて、遠くからクマたちの様子を観察することができるんだ。
うん、通常は遠くから見るだけだから安心していいと思うよ。
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コメント一覧 (7)
でも、あくびして敵意はないですよってちゃんとカーミングシグナル出してくれてるね
ガブリはあるからか
怖すぎる。