イギリス、サウサンプトンに在住のアンさんは、約1年半前のある日玄関の軒下で寝ている猫を発見し、その人懐こさから保護することを決意し、シェルドンと名付け大切に愛情をこめて育ててきた。
しかし、アンさんはある時、シェルドンの大きな秘密を知ってしまう。シェルドンはただの愛嬌たっぷりの飼い猫ではなかった。家ではごろにゃ~ごな愛猫、そしてなんととある場所ではカリスマ店員キャットというマルチタスク可能な猫だったのである。
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愛猫シェルドンの真の姿を知るべく、アンさんはとある日に外出するシェルドンの尾行をしてみた。すると、シェルドンは家の近所にある「B&M」という雑貨の小売店の前で立ち止まり、慣れた様子で入店していったそうだ。
その様子に驚き疑問を持ったアンさんは、そばにいた店のスタッフにシェルドンについて質問をした。そして、シェルドンが毎日お店に遊びに来るついでに出勤すること、今ではお店の名物キャットとして看板猫であることなどが発覚したのだ。
「どうやらシェルドンはこの店を自分の第二の家だと思っているようです。私が仕事に出かけてから、この店に来てくつろいだり働いたりしていたことが分かりました。」とアンさんは驚きつつもシェルドンの活躍ぶりを喜んでいるようだ。
そんなシェルドンだが、「看板猫」は伊達じゃないようだ。シェルドンの仕事ぶりについてはお店の店主のティム・エバンスさんも「ペット用品の試用をしてくれて、猫好みの商品を教えてくれるんです。シェルドンの働きぶりには従業員もみんな一目置いていて、先日はペット用品部門の部門長に選ばれたくらいなんですよ。」とコメントしているほど。
カートの乱れを気に掛けるシェルドンさん
店主のジムさんはさらに「シェルドンはお客様に大人気で、会いたさにお店に来るお客様も多いんですよ。以前よりお客様の人数が増えているのはまぎれもなくシェルドンのおかげだと思います。」と手放しで誉め言葉をつづけた。
現在シェルドンさんは、アンさんの家と職場兼第二の家となるお店を自由に行き来して、充実した毎日を過ごしているとのこと。看板猫でありつつ、愛猫もこなすシェルドンさんの活躍はこれからも続くようだ。
我々が知らないだけで、猫の個体の数だけ猫生がありマルチに活躍しているのかもしれない。
via:Woman Gave Stray Cat a Home But Surprised to Find Out He Had Claimed a Second Home Nearby… translated kokarimushi / edited by parumo
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コメント一覧 (7)
別宅なんて、普通にありますよ。
餌場を確保しておくこと=テリトリーのパトロール
といった感じでしょうか?
昔飼ってた半野良のちび助は、あちこちに別宅を持っていて、一度ゴロニャァゴと鳴けば、餌をもらえるように、愛嬌を振りまいてたので、私が家を留守にしてても、別宅でご飯をご馳走になってたりしてたんだから。
珍しくもなんともないわよぉ
マルチタスクじゃなくて2つのシングルタスクをこなしてるってことだな
キャットニップとはまた違うテイストで
新規の顧客を獲得出来る」
とても賢い