thirstywolf1

 以前、南アフリカのトラック野郎たちがゾウの赤ちゃんに水を与えて助けた話をお届けしたけれど、今日は南米ブラジルのトラック野郎が、タテガミオオカミに水をあげたという話をご紹介するよ。
スポンサードリンク


Caminhoneiro resgata Lobo Guara desidratado

 ブラジルの中央部にあるサンタ・エレナ・デ・ゴイアスにお住まいのトラック運転手、ミルトン・ロドリゲスさんは、珍しい事態に出くわした。プリマヴェーラ・ド・レステという場所を運転していたとき、突然目の前を1頭のタテガミオオカミが横切ったんだ。

 ミルトンさんはとっさにトラックを停めて撮影しようとしたんだが、タテガミオオカミはトラックの下にぐったりと横たわってしまった。当時、気温は約40度。強烈な暑さで弱っていたこのタテガミオオカミに、ミルトンさんは水を与えることにした。

thirstywolf2

「オレは食べ物は持っていなかったし、そもそもタテガミオオカミが何を食べるのかもわからなかった。ただ喉が渇いていたのは一目瞭然だったからね」

 タテガミオオカミとは南米に生息するイヌ科の動物で、オオカミと名がついているものの、どちらかというとキツネに近い生き物なんだそうだ。

 アマゾンの森林伐採が進むにつれて、この美しい生き物も住処をなくし、IUCNのレッドリストでは準絶滅危惧種に指定されている。家畜を襲うケースもあり、害獣として人間に駆除されてきたことも生息数の激減につながっているそうだ。

 元気な姿はこんな感じ。
manedwolf-005_e

 長い足と大きな耳が印象的なタテガミオオカミについては、以前カラパイアでも取り上げたことがあるので、よかったらそちらも見てほしい。

▼あわせて読みたい
「一口飲ませてよ、ね、ね、いいじゃん!」とかいうノリで、ペットボトルの水をねだるサル


「お願い、お水をくださいな」ひとりぼっちの赤ちゃんゾウ、優しいトラック野郎に助けを求める


ペットボトルの構造を解き明かし、水分補給を遂げたカラス


遊びもすべて生きるためのトレーニング。木の枝で狩りを学ぶリカオンの子供たち


「あのねあのねあのね!」言いたいことのたくさんあるらしいディンゴのお嬢さん



このエントリーをはてなブックマークに追加