ジャックラッセルテリアのダイアモンドはアイスランドのコーパヴォクル在住。飼い主男性のグンナーさんがパソコンに向かっていた時、ダイアモンドさんはバルコニー付近でちらりと何かが通るのを目撃していた。
さっそく飼い主男性に知らせたダイアモンドさんが思いもよらぬ異種間の友情を築くことになる。
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ダイアモンドさんはバルコニー周辺で発見した小さな塊の存在をグンナーさんに知らせるべく、鼻を鳴らしてサインを出した。
そうしてグンナーさんをバルコニーに連行したところ、そこにはベニヒワという小鳥が横たわっていた。グンナーさんはぴくりともしない小鳥を見て「死んでしまった」と考え、ダイアモンドに室内へ入るよう促した。しかしダイアモンドにはこの小鳥はまだ生きていて、助けを必要としているということを分かっていたのだ。
グンナーさんは死骸だと思ったベニヒワを埋葬しようと準備をするが、その間もダイアモンドはベニヒワのそばを離れなかった。
そして、グンナーさんが小鳥の体を段ボールに移そうとすると、突然小鳥がその体を動かし始めた。
「弱っていたようなので室内に入れ、エサや水をあげ体力が回復すると少しずつ飛ぶようになりました。すると、ベニヒワは室内を何周か飛び回るとダイアモンドの頭に着地しました。」
きっとベニヒワには誰が自分のピンチを救ってくれたのか分かっていたのだろう。
その後室内でリハビリのような形で飛び、怪我がないかを確認。1匹と1羽はごく自然に近づき、くちばしとお鼻でご挨拶をしたんだそうだ。
しかしケガもなく、健康を取り戻したベニヒワを閉じ込めておくわけにはいかない。グンナーさんは小鳥を外へ放とうと決意。その間も両社はくちばしと鼻でまるで別れを惜しむかのようにコミュニケーションをとっていたとのこと。
小鳥はその後1時間以上バルコニーにとどまったため、グンナーさん再び小鳥を保護。一晩をグンナーさん宅で過ごし、次の日バルコニーから元気に旅立っていったそうだ。ダイアモンドさんは小鳥の飛んで行った空をしばらく見つめていたという。
思わぬところで異種間友情を築いた1羽と1匹、いつかはお外で会えるといいね。
via:Dog Saves Unconscious Bird, Is Clearly A Very Good Boy translated kokarimushi / edited by parumo
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