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 以前カラパイアでお伝えした、「カンガルーに捕まった愛犬を助けるために、パンチを食らわせてしまった男性」を覚えておられるだろうか。この事件のその後の様子が伝わってきたので、マランダーでもご紹介しておこう。 
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Man punches a kangaroo in the face to rescue his dog (Original HD)

 この男性は、オーストラリアのダボにあるタロンガ・ウェスタン・プレインズ動物園に勤めている、グレイグ・トンキンズさんだ。愛犬がカンガルーにヘッドロックをかけられているのを見て、無我夢中でパンチをしてしまったらしい。

 カンガルーにヘッドロックをかけられている愛犬マックスを発見。いや、スリーパーホールド? 教えて詳しい人!

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 思わず右フックを決めてしまったグレイグさん。
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 しかし、この動画が公開されると、動物虐待ではないかとの声が上がり、多くの批判が寄せられることになってしまった。グレイグさんの仲間たちは、「インターネットでのオーストラリア人たちの反応が、『犬はカンガルーに傷つけられても構わないが、カンガルーが人間にパンチされることは許せない』と言っているのが理解できない」と話している。

 この動画がイノシシ狩りの最中に撮影されたものだということも、批判が大きくなった原因のようだ。グレイグさんたちの友人の1人が癌の末期にあり、最後の望みに仲間たちとイノシシ狩りに行きたいと希望したことから、この時のハンティングが行われたという。残念ながらその友人は、この事件の直後に亡くなったそうだ。

 専門家は、「愛犬を助けたかった気持ちはわかるが、オスのカンガルーはキック力も強く気が荒いので、相手にするのは大変危険だ。絶対にやめてほしい」と警告している。

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