サイクロン接近シーズン、風速140メートルの強風が吹く大嵐の中ピーターさんは思わぬ人助けならぬ、リス助けをしたという。
「サイクロンの近づいたある日、玄関に何かが落ちているのが分かりました。拾ってみたら、リスの巣で、中には4匹の赤ちゃんがいたんです!」
せめて母リスが見つかるまで小さな命を守ろうと考えたピーターさんのリスのお世話日記が始まった。
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ピーターさんと奥さんは、赤ちゃんリスを保護したその日からつきっきりでお世話を開始した。4匹のうち、1匹はまだ目もあまり見えていないほど小さかったという。注射器でミルクを与えたり温めたりなど懸命なお世話が続いた。しか~し、このお宅には他にも家族がいた。元保護猫のへティさんだ。
小さな体から大きな声で鳴く赤ちゃんリスたちにへティさんはすぐに興味を持ち、近づいてきたという。
「へティがリスを傷つけないかと心配でしたが、数回匂いを嗅いでからは毛づくろいをしたり世話をし始めました。」
あたかもその様子は保護猫だったへティさんがピーターさん夫妻からうけとった愛情を迷子のリスたちにお返ししているかのようだったという。
最初はおそるおそるだったへティーさんも、最後はこんなに赤ちゃんリスとうちとけることができたようだ。
母リスを求める赤ちゃんリスを拾ってからというもの、母リス探しが続き、ついにピーターさんは家の外で母リスと思われるリスの鳴き声を耳にする。
「母リスの声が聞こえたので、赤ちゃんリスたちを玄関に置いて待ってみることにしました。」とピーターさんは説明した。
しかしこの日は天候が長く、再会はできなかった。ピーターさんたちは2日間天候の回復を待ち、再度赤ちゃんリスたちを外に置いた。
すると…!母リスがやってきて1匹ずつ順番に運んで行ったという。かくして迷子の赤ちゃんリス兄弟たちは大好きなママと再会できたのである。
下の動画は赤ちゃんリスと母リスの再会の一部始終を映したものだ。
Rescuing Baby Squirrels Outside - Reunion with Mother After 4 days (Happy ending story)
ピーターさん夫妻の活躍により、リス親子は無事に家族団らんできたことだろう。へティーさんはひょっとして初めてできた小さなお友達が見えなくなって寂しいかもしれないが、きっと彼らは少し大きくなって、またへティーさんのもとへ遊びに来てくれるだろう。
via:Cat Helps Care for Rescued Baby Squirrels Until Their Mama Returns for Them... translated kokarimushi / edited by parumo
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コメント一覧 (10)
あと
水つけないか→傷つけないか
「水つけない」と「天候が長く」ってどんな意味?
それよりも誤字?が気になっちゃった笑
赤ちゃんリスがお母さんのところに帰れて良かった。
名前呼ぶと駆け寄ってくるんだよね。かわいい。
もし全ての猫を怖がらないようになってたら少し危ないよね。
そうなってないといいが…