アメリカ、アイオワ州に住む猫のウェスリーは、動物愛護団体に保護された当時から何らかの事情により右目を失った状態だった。
そんなルックスが災いしてか、保護施設に入居してからウェスリーにはなかなか里親が決まらなかったという。そんなウェスリーは現在とある里親のもとで幸せいっぱいに暮らし、インスタグラムで多数のフォロワーを持つ大人気キャットなのだ。
「海賊猫ウェスリー」の猫生をちらっと覗いてみよう。
sponsored links
sponsored links
片目のウェスリーは現在1才。アイオワ州に住む、リアンヌ・テイラーさんに引き取られるまで約6カ月間、保護施設で他の猫や犬たちが引き取られるのを見てきた。
テイラーさんが初めてウェスリーを見たのは去年の秋だった。当時、ウェスリーは生後5週間の子猫。テイラーさんは、このちょっと強面な猫に電撃ひとめぼれし引き取りたいと望むも、まだテイラーさんが猫を引き取れる状況ではなく、里親に離れなかった。
しかし現在のウェスリーは無事にテイラーさんのもとへ!
しばらくしてテイラーさんが再度施設を訪れた際、テイラーさんは半ばウェスリーのことを諦めかけていたのだという。
「あれだけ素敵な猫だから、きっと里親がもう決まっているものだと思いました。ですが私が訪問した際、まだウェスリーは施設にいて、さっそく引き取りたいと名乗り出ました。ウェスリーにはハンディキャップがあると思って誰も引き取りたがらなかったようですが、私はこの子を引き取って幸せにしたいと思ったのです。」とテイラーさんは語る。
それからというもの、ウェスリーは愛され猫に大変身したのだ。テイラーさんはウェスリーの独特な魅力を他の人々も理解してくれるかもしれないと考え、ウェスリーの生活をインスタグラムで紹介することにした。今では多数のファンを抱えるアカウントとなったようだ。
月日はたち、今ではいっぱしの「海賊猫」として世間に認知されているウェスリー。
愛嬌もたっぷりだ。
ウェスリーとテイラーさんの愛情いっぱいの航海はまだまだ始まったばかり。片目は不運にも失われてしまったかもしれないが、それ以上の幸福がウェスリーを待ち構えていることは間違いない。海賊猫ウェスリーの活躍にこれから期待しよう。
via:This Cat Looks Like A Pirate, But That Just Makes His Mom Love Him Even More! translated kokarimushi / edited by parumo
▼あわせて読みたい
その長毛で小さな命を救った猫マーシャさん、極寒のロシアで捨て子を救助。
保護犬、保護猫たちのクリスマス。彼らを待っていた本当のプレゼントはおもちゃだけではなかった!
その個性が身を助く。ロールシャッハ・テストのような模様の子猫が保護され、すっかり個性的なのんびり猫に変貌
おチビだけど強いんニャ!大型犬2頭の家に強気な子猫がやってきた。仲良しトリオの生活ぶりを見てみよう
ずっとぴったりんこ。親友同士の猫、ついに家族になる
コメント一覧 (6)
嫌がらなければ、ぜひ眼帯と帽子を装着して頂きたい。
そして白いおパンツでセクシーさまでアピール!
片目でアゴもねじれてる。この顔をただの障害持ちと見るか、カッコいいじゃんと見るか、この子の魅力を発見した飼い主さんは素敵な人だな!
コンプレックスであり生きていく上でデメリットでしかないんだから...
無神経だ