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 猛禽類の中でも、人気の高いのがフクロウだ。その中でも、独特の容貌からファンの多いメンフクロウ。今回は、オランダの運河の岸辺で溺れかけていたメンフクロウを救助してくれた、優しい親子の動画をお見せするよ。 
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Barn owl rescued from drowning.

 オランダに住むヴィラルト・ファン・デルフトさん。息子といっしょにカヌーを漕いでいた所、岸辺のブラックベリーの茂みにからまっているメンフクロウを発見し、救助を試みる。

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「噛まないといいけど…こいつに噛まれたら大変だよな…」
 そう言いながら、絡まっている枝を外して救出に成功。羽には異常がなさそうだが、どうやら片目を傷めてしまったようだ。

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 何度か逃げようとするのだが、疲れすぎて飛び去る元気もないメンフクロウ。

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 ヴィラルトさんは、このまま置いていっては生き延びられないと判断し、アニマルレスキューの救急車を呼んだ。

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 救急車で運ばれたメンフクロウは、10日後には回復し、無事に野生に帰っていったという。

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「僕たちが見つけて、彼はラッキーだったよね。もっとも、昨夜彼に狙われたかもしれない獲物のほうがラッキーだったかな」

 ヴィラルトさんによると、オランダでは農薬の散布が原因で、メンフクロウは一時激減し、40年前には100ペアしかいなかったのだが、研究者やボランティアの努力で今では2,500ペアにまで数が回復したそうだ。

 とはいえ、まだ絶滅の心配がなくなったわけではない。このメンフクロウが無事に生き延びて、子孫を残してくれることを祈ろう。