ブルガリアの首都ソフィアで、事故により後ろ足を失った猫のプーが義足をつける手術に成功したというニュースが発見されたので、みんなでこのおめでたいニュースを読んでみよう。
プーはブルガリアのプレヴェン付近の小さな村で自動車か何かに轢かれたところを発見されたという。
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昨年4月に事故にあい、車に轢かれた状態で発見されたプーは適切な処置を受け体力を取り戻したのちに手術を受けた。獣医師のウラジスラフ・ズラチノフ氏が執刀し、無事プーに義足が装着された。
両後ろ足を失くした猫に義足をつける手術に成功した獣医師は、ヨーロッパではズラチノフ氏が初とのこと。
ズラチノフ医師は「プーを見て、プーに足をつける手術を試してみたいと思いました。まだ自分の力量では難しいかと不安でしたが助けてあげたかったんです。」と語っている。
プーの新たな足はチタン製で、ゴムとポリマーでできたものが足先に当たる部分についており、地面に着くとパタパタと音を立てるという。
医師はプーの術後の経過をこう語っている。
「びっくりするほど元気良く過ごしています。まだ足に違和感を感じているかもしれませんが、飛んだり跳ねたりする姿も良く見られます。何より痛そうじゃないというのが嬉しいですね。」
プーは最近では、おもちゃのネズミを追いかけたり、様々なものの匂いを嗅いで回ったり、徐々に猫らしさを取り戻しているとのことだ。
自慢のバイオニック義足を手に入れたプーといえども、野良猫に戻るのは難しいので、現在里親募集中であり、すでに何名かの立候補者がいるそうだ。
プーとは、ブルガリア語で「ふわふわ」を意味する言葉だという。その名にふさわしい毛並みの綺麗な猫だね。
プーの手術に続いて、ズラチノフ医師は猫のスティーブンにも同様の手術、治療を行ったとのこと。両者の手術も地元の慈善団体が手術代などを負担したという。
こうして新しい足を得たプーとスティーブンは、そのチタン製の足音も高らかに新たな猫生へ旅立っていけるはずなんだ。
via:Amputee Cat Just Got New Legs, Watch Him Walk Again translated kokarimushi / edited by parumo
コメント一覧 (5)
数年前になくなった家の猫も白黒ハチワレだったから応援してしまう…。
私はみたことがない。
小鳥は凍え死んで枝から落ちようとも
自分を惨めだとは 決して思わないもの
かんばれがんばれ
両足が義足でそれに対応するってかなり凄いことなんじゃないかな?