
インスタグラムとフェイスブックで現在話題を呼んでいるアカウントがある。「Sad Dogs Outside Shops」と呼ばれる、買い物中の飼い主を待つ犬たちの画像を集めたアカウントである。
そこに映し出されているのは、いつ帰るか分からない飼い主を待つ犬たちの寂し気な表情だった。実際の待ち時間は5分から30分ほどかもしれない。しかし全身全霊で飼い主の愛を感じる生き物の犬たちにとっては、永遠に感じるものなのかもしれない。
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アイルランド人のアンディさんが数年前に改札したこのアカウントだが、立ち上げた理由は「レストランやスーパーなど店の前につながれている犬たちを多数みるようになって、犬たちの寂しそうな顔が気になるようになりました。私は犬が好きなので悲しそうな犬を見るとつい声をかけたり撫でたりしてしまいますが、そういう人はネット上にもいるんじゃないかと思ったのです。」とのことだ。
SNS上で多数みる愛犬自慢にも飽きてしまったため独自の物を作りたいと考えたという。
「ママとパパが楽しそうなら僕も嬉しいよ。寂しくないよ。」
「ちょっぴり寒いけど、大丈夫だから。」
「すぐ帰ってくるのかな?」「望みは薄いかも。」
「お気に入りのお洋服探しに出たっきり行方不明。ママが心配だな。」
「ずっといい子で待ってるって約束するよ。見て。二本足で立つこともできるんだよ。」
「いないふりしてる!」
「1匹ぼっちでも待ってられるよ。」
「早くお家に帰ろう?」
「ラルフ、気を引き締めていこうぜ。なんてったって俺たちはもはやストリートの犬だからな。」
さまざまなキャプションが付けられているが、飼い主たちも「飼い犬を連れての入店はお断り」というルールを守って生きている。犬と飼い主両者にとって心地よい買い物の在り方が見つかるといいね。インスタグラムはこちらから見ることができるよ。
寄せられていたコメントの多くは犬の健気な待つ姿をたたえるもの、同情するものであった。犬の誘拐やいたずらも少なくない。愛犬の安全についても一石投じることになりそうなアカウントである。
via:These Dramatic Pups Want Nothing More Than For Their Owners To Come Back Outside translated kokarimushi / edited by parumo
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