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 このニコニコ笑顔の犬、チャーリーをよく見てほしい。今でこそ満面の笑みを浮かべる幸せそうなチャーリーだが、2週間前までは実は瀕死の状態だったのだ。

 傷だらけで凍えていたチャーリーが困難を乗り越え、笑顔を取り戻した話をご紹介しよう。
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 今月の11日、当時野良犬だったチャーリーはアメリカノースカロライナ州カバラス郡を気ままに歩いていた。そしてお散歩中のチャーリーに不運が襲い掛かる。なんと走ってきた自動車にチャーリーは轢かれてしまったのだ。
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 事故により、けがを負ったチャーリー、しかし死に至るけがでないことは明らかだった。それにも関わらず、自動車の持ち主は速度を変えることなくチャーリーを道端に置いたまま去って行ってしまったのだそうだ。

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 幸運にも、チャーリーはそのままこの世から消えてしまうことはなかった。2人の人々が道を歩いている時にチャーリーを発見し、すぐさま救急隊に連絡してくれたのだ。

 発見当時のチャーリーは、けがにより歩くこともできず、地面には雪が降り積もっていたという。事故によるけがと寒さで消耗、衰弱しているチャーリーに発見者は自らのスウェットをかけてチャーリーを寒さから守ろうとしてくれていたそうだ。

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 そうしてただちに獣医による診察が行われた。チャーリーのケガは擦り傷や切り傷だけでなく、骨盤が潰れていたという。手術の必要なけが。しかしその手術にかかる費用は4000ドル(約45万円)と莫大なものだった。

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 チャーリーを救いたい、しかしあまりにも多額の治療費に発見した人々はこの出来事をクラウドファンディングのサイト
に投稿。チャーリーについての詳細と経緯を記し4000ドルを募ったところ、なんと184人もの人々が協力してくれ、5000ドルをこえる寄付が集まることになったのだ!親切な人々からのあたたかい募金のおかげで手術はもちろん成功。

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 現在チャーリーは順調に回復に向かっているという。まるで自分の周囲で起きたことを理解するかのように、チャーリーは今、笑顔を絶やさないのだそうだ。

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 そんなチャーリーの境遇にチャーリーの里親に立候補する人々が引きも切らないとのこと。チャーリーの心と体の治療が済み、準備が整い次第、チャーリーは幸せいっぱいの新たな犬生にその肉球を踏み進めることになる予定だという。

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via:Dog Hit By Car Waited In The Snow For Someone To Save Him translated kokarimushi / edited by parumo