以前、マランダーで侵入者のネズミに驚くテナガザルのお話をお伝えしたことがあるんだが、覚えているお友だちはいるかな? 今回は、ハリネズミに興味津々のテナガザルの映像が届いたのでご紹介するよ。
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Gibbon freaks out over hedgehog
この動画が撮影されたのは、イギリスの湖水地方にあるレイク・ディストリクト・ワイルドライフ・パークというところだそうだ。初めて見る(のかな)ハリネズミに、興奮気味のテナガザルの反応が、コミカルに捉えられているよ。
この2匹はシロテテナガザルの夫婦で、 白っぽい毛の方がブライアン、黒い毛の方はスーティ。とても仲の良い夫婦で、子供も5匹いるそうだ。
まずはブライアンがガン見。なんだこいつは、的な?
ブライアンがその場を離れると、今度はスーティが寄ってくる。
2匹で仲良く観察。
ハリネズミは、この職員の女性に無事に保護されたそうだ。
シロテテナガザルは、東南アジアが故郷のテナガザルだ。体毛のバリエーションは黒から茶色、クリーム色までいろいろだが、共通しているのは手の部分と顔が白いこと。
一飛びで10メートルという脅威のジャンプ力を持っていて、普段は樹上で生活し、野生では滅多に地面に降りてくることはないんだそうだ。 ハリネズミに興味津々なところをみると、好奇心も旺盛みたいだね。
テナガザルたちの故郷のジャングルは、森林伐採によって失われつつある。また、ペットとしても人気があるために、子供を狙った密漁も行われており、彼らの個体数は減り続けているんだそうだ。
樹上の高いところに住んでいるため、天敵はほとんどいない彼らだが、やはり一番の敵は人間ということのかもしれない。
コメント一覧 (2)
とにかくかわいい…
こういう動物をペットにしようと子供をさらうなんてとんでもないね、
大事に見守りたい