
アメリカニューヨーク州、ロングアイランドに住むクリス・アーセナウルトさんの作った猫のための天国のような保護施設が世界中で話題を呼んでいる。
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クリスさんは2006年に息子のエリックさんをバイクの事故で亡くし、悲しみを癒したくて猫の保護を始めたのだという。しかし猫たちがクリスさんの傷を癒し、今は猫の保護そして猫に幸せを与えることがクリスさんの幸せとなった。
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クリスさんは猫のために一念発起し、家を大改造。その後Happy Cat Sanctuaryというシェルターを作り上げた。
「自分の人生において何か人の役に立つ良いことをしたかったのです。それにこのシェルターは息子との思い出でもあるのです。」とクリスさんは語る。
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現在この猫の天国ともいえるシェルターにはおよそ300匹の猫がそれぞれの物語を抱えて保護されている。ネグレクト、虐待、道端に捨てられていた、近所から仲間になりたくてやってきたなど、その経緯は様々だという。
「猫を闘犬の生餌にするために捕まえようとするギャングたちから引き取ってきたこともあります。」一言に保護と言っても背景は皆異なるようだ。
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猫用ドアの設置はもちろん、庭には暖房のついたテントを複数設置、猫の快適さを追求した工夫があちこちに施されている。
そして獣医による適切な診察を受け、毎日愛情を注いで育てているのだそうだ。猫たちは引き取ることも可能だという。
ジャングルジムで遊ぶ猫たちの楽しそうなこと!
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クリスさんは遊具の取り付けだけではなく、すべての猫たちが餌や水を摂取できるよう小道を作ったり、餌箱を設けることも忘れなかった。
そんなまさに猫の聖域という名にふさわしいこの施設に猫がたくさん集まるのは不思議ではないが、これだけ大量の猫がいても近所からはクレームは一度も受けていないという。
それどころか、アメリカ動物虐待防止委員会の審査を2度通過するなど、管理の行き届いた施設であることがうかがえる。
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この施設にいる猫たちの世話はクリスさんのほかにもボランティアの人々もいるという。そういった人々からの寄付でこの施設は賄われているとのことだ。
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たくさんの遊具、心地よいベッド、おいしいご飯、まさに至れり尽くせりのこの施設だが、猫たちの間でどうしても取り合いになることがひとつ。
寝る前にクリスさんに撫でてほしい猫たちが、クリスさんのベッドに詰め寄り争奪戦を行われるというなんとも微笑ましい問題もあるそうだ。
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「猫たちは無条件の愛が存在すると知っているのです。きっとあなた方のその愛情が助けてくれると知っているんですよ。」とクリスさんは締めくくった。
こちらはクリスさんの作り上げた保護施設がニュースに取り上げられた際の動画である。
Long Island Cat Sanctuary
この施設の近況はフェイスブックでも知ることができる。たくさんの猫がのびのびと暮らす姿を見るだけでもとってもホッとするのでおススメ!
via:Man Saves Over 300 Homeless Cats After Losing His Son in an Accident translated kokarimushi / edited by parumo
コメント一覧 (3)
土地の広さや間隔に余裕があるのかもしれないが、それを可能にする動物保護の意識がすごい。