
食べ物の恨みは恐ろしいというが、人間の欲の中でも食欲と同じくらい恨みを買いやすいのが睡眠欲ではないだろうか。心地よいまどろみの天国から、無理やり現実の世界へ引き戻されてしまったとき、ふつふつと湧き上がってくる不条理な感情は、ぬぐってもぬぐってもお布団や枕の魔の手と同じように絡みついてくるものだ。
今日ご紹介するのは、そんな感情を日々心の奥底に溜め込んでいたかもしれない飼い主が、ペットの猫にリベンジを仕掛けるというお話だ。
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Vengeance Meow
アトランタでライターをしているニコラス・テコスキーさんとその婚約者は、バックリーとイタリックスという2匹の猫を飼っているのだが、イタリックスの方はなぜか、毎朝4時にニコラスさんを無理やり起こしに来るのだそうだ。
しかしライターなんて商売をしていると、早朝4時は寝入りばなだったりすることも多いので(え、違う?)、毎日毎日この時間に起こされ続けたニコラスさんは、ある日復讐を思いついたのだった。
「午後4時にイタリックスを起こしてやる!」
そうしてその時がやってきた。気持ちよさそうに眠っているイタリックス。

そこにひっそりと近づくニコラスさん。さてどんな手段でイタリックスを起こすのだろうか。続きはぜひ動画でお楽しみいただきたい。
イタリックスは何が起こったのかよくわかってない模様。

この動画は、すでに500万回近い再生回数になっており、ニコラスさんとイタリックスは、一躍人気者になってしまったが、ご本人の気持ちはビミョーな模様。
「オレがこれまでの人生でなし得たどんなことよりも、このたった一度猫に向かって大声を出したことのほうが、オレを有名にしちまったんだよな」
ドンマイ! なおニコラスさんは、この出来事をネタに、「有名になってしまった猫を飼っていることについての考察」か何かを書いてやろうと企んでいるそうなので、ぜひ期待して待ちたいと思うんだ。
コメント一覧 (8)
今も残る古傷は思い出です。
野生の頃の習性で10分寝ては起きてを繰り返すらしい